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¥9,000〜¥11,999
【赤】バルバカルロ バルバカルロ 2015
9,000円(税込9,900円)
在庫状況 残り僅か1本
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商品説明
イメージ
バルバカルロ バルバカルロ 2015
Barbacarlo Barbacarlo 2015
味わい フルボディ
タイプ 赤ワイン
VT 2015
国 イタリア
地域 ロンバルディア
品種 クロアティーナ55%、ウーヴァラーラ20%、ウゲッタ20%、バルベーラ5%
造り手 リーノ マーガ
【ワイン情報】
古い家系であるマーガ家によって営まれるワイナリー。
周囲を緑に囲まれ外界と隔絶されており、彼らの行なうような“自然農法”を行なう。ボトルによる熟成を長くしボトルそれぞれに個性がある、葡萄本来の深い味わいや長い酵母の接触で複雑さがあるが、とても親しみやすい味わい。
※茶こしをご用意ください!圧倒的なエキス分を備えたリーノのワインには澱が沢山出ます。
【生産者情報】
自然農法によるリーノ マーガ氏のワイン
ロンバルディーア州パヴィアの南にあるブローニという町の、古い家系であるマーガ家のリーノ マーガ氏よって営まれるワイナリーです。現在はバルバカルロとモンテブォーノという畑から約20000本のワインを生産しています。
畑はブローニの町の背後にある“マーガ谷”と呼ばれる丘陵地帯にあり、以前はこの谷一帯がマーガ家の所有で、周囲を緑に囲まれ外界と隔絶されており、彼らの行なうような“自然農法”を行なう上では理想的な環境となっています。
無施肥による栽培、雑草も年3回刈るだけで畑には一切鋤き込まず時間をかけ自然に堆肥化させ、農薬もボルドー液のみを使用し、散布も従来の3分の1以下の回数しか行ないません。
畑が急な傾斜にあるため、ボルドー液散布に特殊なトラクターを用いるだけで、除草・収穫など他の作業は全て手で行います。温度管理を行なわずに醗酵させたワインを大樽で熟成。
樽の移しかえを何回も行うことで澱を取り除き、収穫翌年の春にボトリングを行い、瓶を横にした状態で2ヶ月ほど熟成させた後、瓶は立てられリリースを待つ。
2酸化硫黄は樽を洗浄するときに使うのみで、醸造・ボトリング時には一切使用しません。
【19世紀後半の公文書に記録が残るバルバカルロ】
バルバカルロ(カルロ叔父さんの意)の名前がついた畑は約4ヘクタールの土地だけであり、その全てをマーガ家が所有しているため、彼らにしかこの名前をワインにつけることはできません。
ブローニに残る公文書によると、バルバカルロの名前の一番古い記録は1886年に登場しています。それで歴史的な背景から以前はサブタイトルという形とはいえ“Oltrepo’Pavese Barbacarlo”という単独D.O.C.銘柄があったほど重要視されていました。
しかしその後この銘柄は、原産地呼称品質保護協会が「彼らの畑だけでなくその周辺の畑もバルバカルロの名前がつけられるようにD.O.C認定地区を拡大する」と言い出したために、リーノ氏の逆鱗に触れ消滅してしまったそうです。
それでもそれから近年まで、彼のワインのラベルにはバルバカルロの名とオルトレポ パヴェーゼというD.O.C.銘柄名の両方が表記されていました。
しかし彼自身最高の出来と考えていた2003年ヴィンテージのワインが、残糖分が多かったことを理由にD.O.C.認定を受けられなかったことがリーノ氏を呆れ果てさせてしまった。
2003年は彼の畑でも例年よりも極端に雨が少なく日照時間が大幅に長かった年であり、当然ブドウの糖度が上がり、ワインのエキス分、アルコール度数もそれだけ高くなった。
出来る限り人為的な関与が少ない方法でワインを造ろうと考える彼は、ワインのアルコール度数がこれだけ上がったにもかかわらず、糖分が残ったのは酷暑であった2003年の自然環境がそのままワインに反映されたからであり、それもヴィンテージの特徴の一つだと考えていました。
現在のワイン法はイタリア各地のワインの品質保護を目的に造られた格付け制度であるにもかかわらず、ヴィンテージの特徴やオルトレポ パヴェーゼ本来の個性を持っている自分のワインがD.O.C.認定を受けられない、そう憤慨したリーノ氏はバルバカルロの2004年ヴィンテージ以降全てをI.G.T.でリリースすることを決めました。
「自分は農民で畑に行くことこそが仕事なのであって、ワインを売りに歩くことは自分の仕事ではないと」豪語するリーノ氏はありとあらゆるサロンに参加しないため、あまたのワインの中からバルバカルロの存在を探し当てなければいけないというのが現状です。
輸入元も人づてにバルバカルロ1989を飲ませてまらったことで、リーノ氏の存在を知ったほど。
伝統文化を敬い謙虚な姿勢を貫くリーノ氏
また、リーノ氏は「ワインの名前にブドウ品種を使うことはさして重要ではなく、むしろ(そのワインを)産み出した土地の名前こそ使用されるべきだ」「私のワインが獲得したメダルや賞をひけらかすこと等絶対にない。唯一にして真正な賞(やメダルにあたるもの)とは、消費者の賛辞だけなのだから」と伝統文化を敬い、哲学者のように偉大で謙虚な姿勢を頑なに貫いています。
(インポーター資料より)
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