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フランス
【赤】ブノワ クロー VdF レ ルーリエ マグナム [マグナム]
10,400円(税込11,440円)
在庫状況 残り僅か1本
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商品説明
イメージ
ブノワ クロー VdF レ ルーリエ [マグナム]
Benoit Courault VdF Les Rouliers Magnum
味わい ミディアムボディ
タイプ 赤ワイン
VT 2020
国 フランス
地域 ロワール
品種 カベルネ フラン
造り手 ブノワ クロー
【ワイン情報】
ルーリエとは、19世紀に商品などを運ぶための「3頭の馬を連結させた荷車」を操縦する職人の呼称のこと。馬に関するビジネスを行っていた父へのリスペクトを込めてこの名を付けました。
レ ルーリエは1.3haの区画で、粘土片岩質土壌。樹齢40年のカベルネフランから造られる。ヴュー ムーラン(Vieux Moulin)の区画にある北西向きの斜面から造られています。ファイバータンクで12日間全房でマセラシオンを行い、天然酵母のみで発酵、その後フレンチオークの古樽で1年間熟成させてから瓶詰め。清澄や濾過はしていません。
淡くクリアなルビー色の外観。フレッシュなダークチェリーや煮詰めたイチゴ、ブルーベリーと言った小粒な果実の香りが溢れます。更にスミレのフローラルな香りや白胡椒的なスパイスの香りも感じられます。明るい果実の香りが主体ですが、若干の腐葉土の香りや杉、レザーの香りがちょっとしたアクセントになっており、複雑さを増しています。
味わいはフレッシュフルーツをそのまま齧った様な立体的果実感に加え、軽やかなスパイス、爽やかな酸とミネラルが感じられ、明るく軽やかな質感の味わいです。不安定さは全く無く、フランの特徴であるベジタルさもあまり感じられないフレッシュ&フルーティーな質感を前面に押し出したキュヴェの為、少々冷やして楽しむことをオススメします。
相性の良い料理として、シャルキュトリーは完璧。もしくは鶏や豚と言った白身の肉をシンプルに焼き上げた料理との相性が抜群です。
【生産者情報】
2006年に独立し、今年で16年目を迎えたブノワ クロー。常に毎年少しづつでも良い変化をさせる事をモットーとし、徐々にレベルアップをしてきました。
そんなブノワが今回遂に素晴らしいワインを届けてくれました。
ワインの品質の95%は畑での仕事の質で決まると考え、健全なブドウの栽培に全力を尽くすブノワ クロー。当初から除草剤や化学肥料を使わずビオロジック農法にて栽培。特に剪定と土づくりを大切にし、ちょっとせっかちなノルウェー君(20才)と、おっとりとしたチューリップちゃん(10才)という良きパートナー馬たちと共に、日々畑を耕しています。
「ヴィニュロン(ブドウ栽培・醸造家)の仕事とは、健全なブドウを育てること。それができれば、後はブドウが自然に発酵するのに任せて、じっくりと見守ってやればいいんだ。それは決して放置するわけでなく、慎重にワインの状態を気遣い、発酵槽のなかでワインはこれからどう進化していくのか、ワインを尊重し、理解することを心がけることだと分かったんだ。そうすれば醸造テクニックなど使わなくても、芳醇で感動を呼ぶ自然派ワインが生まれる。」
自然体でとても気持ちの良い人柄のブノワ クローは、毎年少しづつ、そして着実に新しい畑を取得しており、新しい品種を次々と植えています。その区画にはソーヴィニヨンブラン、ピノグリ、ピノドニス、ピノノワールと我々の心を揺さぶるものばかりを植樹。来年以降も楽しみでなりません。
【情報】
ブノワはもともとワインメーカーの家系ではありませんでしたが (父親は馬のブリーダー兼貿易商でした) 、幼少の頃からワインの仕事に就きたいと考えるようになり、アンジュのレストランで働いた後、ワインを造りたいという思いに至り、ボーヌで醸造学を学びました。醸造の勉強をしている最中にイヴォン メトラやドミニク ドゥランのワインに感銘を受け、自分が作りたいのはこういうワインだと確信した事により、ワイン造りの方向性が決まりました。卒業後修行として南仏に行き、タヴェルに近いドメーヌで働いていた時に、ラングロールのエリック ピュフェルリングと出会いました。ピュフェルリング氏のもとで2年以上働いた後、生まれ故郷のロワールに戻りました。ここでは、オリヴィエ クザンのもとで働き、数々の経験を積んでいきます。そしてやっと、小さな区画が貸し出されることを知り、独立を決意。それから10年以上経った今日、彼は今のレベルに満足することなく、素晴らしいワインを造り続けています。
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