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¥6,000〜¥8,999
【オレンジ】ヤニック・メケール クリ・エ・シュショトゥモン 2023
7,500円(税込8,250円)
在庫状況 残り僅か1本
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商品説明
イメージ
ヤニック・メケール クリ・エ・シュショトゥモン 2023
Yannick Meckert Cris et Chuchotements
味わい 辛口
タイプ オレンジワイン
VT 2023
国 フランス
地域 アルザス
品種 ピノ・グリ
造り手 ヤニック・メケール
【ワイン情報】
農薬などの大量散布や醸造時の添加物の使用に対して強い違和感を覚え、自然派ワインの世界へ飛び込む。その後約15年間かけて修行を重ね2020年に独立。
5年間の経験を生かし、2025vtから新しい畑へと移行。生産本数も減らし、熟成期間も長くする事を決めた。ヤニックのワイン造りの旅は、第二章が始まりました。全房で13日間のマセラシオン。
薄濁りのオレンジがかった淡い赤色。熟したプラムや野苺、ザクロ、クランベリー、グアバなどが混ざり合う果実の香りに、軽いフュメ香が感じられます。
口に含むと瑞々しいライトタッチで、キレのある小気味良い酸が全体を引き締めながら、熟した果実から果汁が滴り落ちるようなジューシーな印象で、甘酸っぱく可愛らしい果実味が広がります。
【生産者情報】
ヤニック・メケールは15年の修行を経て2020年に独立しましたが、これまで「どのようなワインを造りたいのか」「生産者としてどうありたいのか」と、自分に問いかけながら生きてきました。
そして4ヴィンテージを経た2024年にようやくワイン生産者として進むべき道が定まり、将来に対して確信が持てたと話します。
2020年から2023年に作られたワイン(弊社の初リリースは2023V)を飲むと、ヴィンテージによる彼の心理状態がおぼろげながら浮かび上がり、やりたかったことは理解できるけれど一貫性のない様子が窺い知れます。
その多くに実験的な要素や遊び心が感じられますが、テロワールや品種の特徴が前面的に表現された、シンプルでピュアなワインも少しだけあったりもします。
生産者が一般的に嫌う揮発酸や酢酸エチルに対しては比較的に寛容で、必要に応じてそれらを意図的に発生させ個性豊かなバランスを生み出すなど、ヤニックは様々な醸造方法に挑戦してきたことが伝わってきます。
彼のワインには生産者としての若さやセンス、そして豊富な知識と経験に裏打ちされた技術が現れており、総じて人間味を感じさせるところに、我々は大きな魅力を感じています。
こうした数多くの試行錯誤を繰り返して、今後は醸造に自分のエゴを持ち込むことなく、「Back to basics」(原点に戻る)をテーマに昔ながらのシンプルな手法に集中していく結論へ至ったと話します。
アルザスワインには適さないと感じるジャーは使わず、アルザスフードル(100年以上のものもある)を主体に発酵と熟成を行い、白ぶどうはダイレクトプレスして、できるだけ伝統的な醸造に立ち返ると決めました。
この考えに付随して、これまで所有していた3haの畑全てを2024年の収穫を終えた後に他者へ譲り、もっと魅力的な土壌を持つ2haの新しい畑で2025Vから再出発します。
年間生産量はこれまでの2万本から8千本まで減らし、同じく熟成期間をこれまでの8〜12ヶ月から18ヶ月へ、さらにはもっと長くすることで理想に近いワイン造りを目指します。
5年にわたり丹念に育ててきた畑を全て手放し、新たなスタートを切ることはとても難しい決断だったと思われますが、この大転換について語っていた彼の表情には一点の曇りもなく、揺るぎない自信に満ち溢れていました。
私たちはこの新たな方向性に深く共感しており、ピュアなスタイルの中に個性が際立つワインが生まれることを期待しています。
ヤニックのワイン造りの旅は、第二章が始まったばかりです。
今後どのように進化するのか分かりませんが、きっとアルザスを代表する素晴らしい生産者へ成長すると信じています。
(インポーター資料より)
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