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〜¥3,000
【微発泡白】ヒトミワイナリー h3〔Lot1〕 カリブー 2023
1,980円(税込2,178円)
在庫状況 0本売り切れ中
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商品説明
イメージ
ヒトミワイナリー h3〔Lot1〕 カリブー 2023
HITOMI WINERY h3 Caribou
味わい 辛口
タイプ 微発泡白
VT 2023
国 日本
地域 滋賀
品種 デラウエア(山形県産 )
造り手 ヒトミワイナリー
【ワイン情報】
山形県置賜地区のデラウェアを使用しました。早摘みで酸の強いものと、完熟で甘いアロマを持ったものを合わせる事で、デラウェアの持つ味わいを存分に堪能してもらえるスパークリングに仕上げています。
醗酵を終えて数週間タンクで落ち着かせたものに、瓶詰め前にデラウェアの果汁を添加する事で、野生酵母による瓶内二次醗酵をさせています。
本ヴィンテージのLot1は瓶詰めからの酵母の動きがゆっくりで、現状まだ残糖があり発泡感は弱めではありますが、例年通りデラウェアの旨み、果実味たっぷりに仕上がっています。
h3シリーズは以下の3つの想いが詰まっています。
h1...Hitomi Like ヒトミらしさ
h2...Handmade ひとつひとつ手で
h3...Happou Wine 発泡の田舎ワイン
【生産者情報】
ヒトミワイナリーは大阪のアパレル会社「日登美株式会社」の創始者・図師禮三が、1991年に故郷の永源寺に立ち上げたワイナリーです。
図師は若い頃からイギリスの陶芸家バーナード・リーチの陶器を収集しており、その温かみのある作品を多くの人に見て欲しいと美術館を建設。同時に、ワイン好きだった図師は
「美術館を訪れる人たちに、美味しいワインを飲みながら語れる場所をつくりたい」
「せっかくワインを飲んでもらうなら、自分達で葡萄を育て、この土地でワインをつくり、飲んでもらいたい!
と考え、ヒトミワイナリーを立ち上げました。
そんな情熱で、図師禮三は60歳で全くゼロからのスタートを切ったのです。
滋賀にてワイン造りをスタートしたヒトミワイナリー。
実は当初は「にごりワイン(無濾過ワイン)」は作っていませんでした。
はじめは教科書通りの透明なワイン作りを繰り返す日々。
葡萄の仕込、除酸、清澄、濾過、瓶詰め…やっているつもりなのに、なかなか美味しいものを作る事が出来ません。苦悩のワイン作りが続きました。なぜ美味しいものが作れないのか。
葡萄が悪いに違いない、作り手は悪くないのだと思ったりもしました。不勉強を他のせいにしていたのです。
そしてある年、新酒発売を記念してワイナリーミニツアーを開催し、上記のような教科書通りのワインをお客様にのんで貰いました。
「美味しい」という感想は言って頂けるのですが...それがどうにも、心の底からでた「美味しい」という喜び、驚きとは違っているように思えました。作り手が心動かされていないワインでは、お客様の感動を引き出す事は出来ません。
そのとき思い出したのが、自分たちが、朝にタンクからすくって飲んでいる「にごったワイン」でした。製品になる前の途中の途中の段階だけれども、作り手が素直に「美味しい」と感動したあの味。その想いを伝えたいと、ツアーのお客様に飲んで頂きました。
「これ本当にうまいね!」「こんなワインはじめて!」「甘いのにキレがあって美味しい!」
ビックリするほどの反応でした。そのとき思いました。これかなと。
自分たちが体験したあの感動が、お客様に伝わっている。教科書にはない「にごったワイン」だけど、形はどうであれ、美味しいものは美味しい。こうして「にごりワイン」は生まれたのです。
にごりワインを作り始めたものの、まだワイナリーとしては透明な濾過ワインも作らなければ経営できる状態ではありませんでした。
その、もの珍しさやワインブームも重なり、一時期は「にごりワイン」は売れたもののブームがさると同時に在庫の山となっていきました。
在庫が増えていくと「自分達のワイン作りはこれで良いのか?」と不安に襲われます。
濾過したワインがやはりいいのか、にごりワインがいいのか、ヒトミワイナリーは迷走していました。しかし、世界にはいろいろなワインがあり、ブームとは無縁で美味しいものはたくさんあります。
「ワイン作りは、いろんな国の伝統や技術があり、その土地ならではの味や、作り手の想いは、自分達の造るワインにしっかりと表現される。」
それならば、やはり自分達の感動する「にごりワイン」を迷わず作ろうと決心したのです。
そんな時に、京都の丹波ワイナリーから「関西をもっと元気にするワイン」を作ろうとお声があり、大阪のカタシモワリナリーと、3社によるプロジェクト「R3Project」が2009年に始動しました。
そこで生まれたのが田舎式微発砲にごりワイン「R3Caribou」です!ありがたいことに大変好評を頂き、やはりにごりワインで間違いないと感じました。
このプロジェクトが終わり、そのときのワインコンセプトを受け継がせて頂き「h3」シリーズが生まれたのです。そして、ヒトミワイナリーは濾過ワインを作るのを辞め、全てのワインを「にごりワイン」にすることとなりました。
(ワイナリー資料より)
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