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¥3,000〜¥5,999
【白】マス・ダルゾン カブレッタ 2022
4,600円(税込5,060円)
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商品説明
イメージ
マス・ダルゾン カブレッタ 2022
MAS D'ALEZON Cabretta
味わい 辛口
タイプ 白ワイン
VT 2022
国 フランス
地域 ラングドック
品種 クレレット・デュ・ラングドック40%、ルーサンヌ30%、グルナッシュ・ブラン及びグルナッシュ・グリ30%
造り手 マス・ダルゾン
【ワイン情報】
ドメーヌ・クロヴァロンで成功を収めたカトリーヌ・ロックが 1997 年にフォジェールに購⼊し新たにスタートしたドメーヌ。
畑は 300〜470mの冷涼な場所に位置。
⼀般的に温暖なラングドックとは対照的に、冷涼な気候の特異なミクロ・クリマを享受しています。ビオディナミで栽培が⾏われています。
醸造においても、全房発酵と野生酵⺟のみによるナチュラルな醸造を貫いています。
カブレッタとは古代の人にとって山羊を放牧するような痩せた土地を意味していました。
果実味と酸のバランスの良いキュヴェ。SO2は瓶詰め前に限り必要最小限のみ添加。
【生産者情報】
マス・ダルゾンは、ラングドックのピノ・ノワールのパイオニアであるドメーヌ・クロヴァロンを独学で牽引してきたカトリーヌ・ロックが、1997 年にクロヴァロンの南隣の村のフォジェールに購入した畑によるドメーヌです。マス・ダルゾンの畑はクロヴァロンよりもさらに標高の高い 300~470mの冷涼な場所に位置しています。
AOC フォジェールの栽培区域内で最も北に位置し、最も標高の高い場所(470m)であるため、一般的に温暖なラングドックとは対照的に、冷涼な気候の特異なミクロクリマを享受しています。
栽培面積は現在 10ha で、赤ワイン用ブドウ 6 品種(リュドナー・ペルト、サンソー、カリニャン、ムールヴェードル、シラー、グルナッシュ)、白ワイン用ブドウ 5 品種(クレレット・デュ・ラングドック、ルーサンヌ、グルナッシュ・ブラン、グルナッシュ・グリ、マルサンヌ)が栽培されています。
畑は品種毎区画に分かれ、1ha を超える区画はムールヴェードルとシラー、グルナッシュの区画しかありません。その他は全て1ha以下の小さな区画になっています。
畑全体の平均樹齢は 30 年ほどですが、グルナッシュ、サンソー、カリニャン、リュドナー・ペルト、グルナッシュ・ブランなどの主要品種は平均樹齢 50 年の古木で、特にカリニャンは樹齢 100 年
を超えるプレ・フィロキセラのブドウ木で、接ぎ木していない自根のブドウ木です。
ドメーヌ名の Mas d’Alezon マス・ダルゾンの Alezon アルゾンとは、フランスのカトリックとプロテスタントが休戦を挟んで 40 年近く戦った 16 世紀のユグノー戦争の際に活躍した隊長の名前。
このアルゾン隊長が戦後に褒章としてちょうど現在ドメーヌの畑がある土地の所有者になったことから、ドメーヌ名にアルゾンと付けられました。
ドメーヌでは畑を取得した 1997 年からビオロジックを実践。
その後、2000 年に完全なビオディナミへと移行し、全ての畑でビオディナミによるブドウ栽培を行い、現在ではドメーヌの全てのワインが厳格なデメテールの認証を受けています。
地質はシスト(片岩)土壌で、植樹比率は 1ha 当たり 6000 本。剪定方法は品種に応じてゴブレ式、もしくはコルドン・ロヤ式です。収量のコントロールは剪定段階で行っています。
剪定の際、極めて短小に剪定に行うことによって収量が増えないよう調整しています。
通常、剪定がうまくいけば想定した収量に誘因できるため、基本的にグリーン・ハーヴェストは行いません。
しかし、芽かきは、翌年の剪定をやり易くしてくれるため、実施しています。
摘芯は行いませんが、「Tricotage トリコタージュ」という、ブルゴーニュのドメーヌ・ルロワでも行われている手法が取られています。
これは枝先を切らずに伸びた枝を巻きつけて編んでいく手法で、ブドウが色付きの段階で行っています。除葉は基本的には行いませんが、9 月の段階でブドウの成熟が遅い場合は行っています。
収量は品種や区画によって異なりますが、1ha当たり 20 ヘクトリットルを超えることはありません。
特にプレ・フィロキセラのブドウ木のカリニャンなどは収量 10 ヘクトリットルという少なさです。
このため、栽培面積は 10ha ですが、ドメーヌのワインの全生産量は年間 2 万本以下という少なさです。畑の耕作は年 2 回行います。
冬場はつるはしを使って手作業で、もう一回はブドウの芽から綿毛が出た頃からブドウが結実する間の時期に馬を使って行っています。
耕作と同時に、ブドウ木と競合関係になってしまう不要な雑草を取り除いています。
除草剤は一切使用していません。また、ヤギの糞を使った堆肥やビオディナミの調剤をコンポストとして畑に撒いています。
マス・ダルゾンのブドウの収穫は、フォジェールの造り手の中でも最も遅く、例年 9 月下旬から 10 月中旬にかけて行われます。
昼の暑い時間帯を避け、早朝に収穫を行います。全て手摘みで実施し、収穫したブドウは潰れないように小さなケースに入れて醸造所まで運ばれます。
選果は、収穫直後に畑で 1 回、さらに醸造所に運んで醸造する前に 1 回の合計2 回行われます。
醸造はブドウに付着している野生酵母のみで行い、他のいかなるものも加えません。
SO2 も無添加(もしくは必要最低限のみ添加)。ブドウは除梗せずに全房で発酵を行います。発酵は品種毎別々に行います。品種に応じてステンレスタンク、セメントタンク、木製発酵槽、オープントップの樽などでアルコール発酵を行います。発酵温度は 25~28 度の低温
醸しに関しては、発酵の最初の段階でポンピングオーバーを 1 回のみ行います。
発酵期間中は 1 日 2~3 回のデレスタージュを実施します。
ピジャージュは頻繁には行わず、発酵の最終段階で 1 日 1 回の実施に留めます。
発酵期間は 5 日から 7 日。キュヴェゾンの期間は約 3~4 週間です。
圧搾後は、容量 225 リットルのバリックもしくは容量 150 リットルの木樽に移し、マロラクティック発酵と熟成を行います。
新樽の比率はキュヴェに応じて 20%程度。その他は、白ワインの熟成に使用した 1~3 年樽が用いられます。
マス・ダルゾンでは、フレッシュ感とタンニンの繊細さ、ブドウに備わっている複雑な香りを引き出す醸造を行っています。過剰なアルコール度や力強さなどは追求していません。
(インポーター資料より)
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