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¥3,000〜¥5,999
【白】ミケーレ・ロレンツェッティ ガッタイア ビアンコ 2019
5,300円(税込5,830円)
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【白】ミケーレ・ロレンツェッティ ガッタイア ビアンコ 2019
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商品説明
イメージ
ミケーレ・ロレンツェッティ ガッタイア ビアンコ 2019
MICHELE LORENZETTI Gattaia Bianc
味わい 辛口
タイプ 白ワイン
VT 2019
国 イタリア
地域 トスカーナ
品種 シュナン・ブラン70%、ソーヴィニョン・ブラン25%、ソーヴィニョン・グリ5%
造り手 ミケーレ・ロレンツェッティ
【ワイン情報】
マルク・アンジェリのラ・フェルム・ド・ラ・サンソニエールでマッサル・セレクションしたシュナン・ブランと、多クローン・セレクションに由来するソーヴィニョン・ブランとソーヴィニョン・グリを 2006 年に植樹。
醸造:9月中旬に同時に収穫したブドウを完全に除梗して圧搾。その後、セメントタンクで野生酵母のみで自発的に発酵。培養酵母や酵素、その他のいかなる醸造添加物も加えず、温度管理も一切行わずに醸造。
その後、引き続きセメントタンクで自発的なマロ発酵と 18〜24 ヶ月の熟成。無清澄・無濾過で瓶詰め。ボトリング後、さらにセラーで 10〜12 ヶ月寝かせてからリリース。SO2 はボトリング後のネガティブな反応を避けるために必要最低限のみ添加。
味わい:八朔や夏ミカンの皮、湿った藁、微かにヨモギの香り。アタックはとても柔らかくナチュラル。口中にはドライフルーツやグレープフルーツのなどの旨味のある味わいが感じられる。
フィニッシュにはほろ苦さとともにニュアンスが広がる。
【生産者情報】
ミケーレ・ロレンツェッティは醸造家で生物学者です。
1971 年にローマ近郊のフラスカーティで生まれたミケーレは、ローマの大学で生物学を修めた後、さらに醸造学の学士号を取得しました。
しかし、その間に慣行農法のブドウ栽培ではいかに多くの化学薬品が使われているか、そして土壌が単なる根に栄養分を与えるための人工的媒体にしか見なされていないことに強い衝撃を受けたのです。やがて、彼は土壌は生態系の一つであり、植物が健康に成長していくためには土壌が健康でなければならないという確信を持ち、そして、この考えを実践に移すための方法を探す中で、カルロ・ノロと出会い、ビオディナミを学びました。
そして、2004 年からビオディナミのブドウ栽培と醸造のコンサルタントとして活動を始め、現在ではグラヴネルやイル・マッキオーネ、ラ・ヴィショラなどイタリア全土の数多くのワイナリーでコンサルタントを行っています。
ミケーレのビオディナミの師であるカルロ・ノロは、ローマの南にある Labico ラビーコで農場を経営し、30 年以上前からビオディナミのプレパラシオン(調剤)の販売とビオディナミの講座を開催している、フランスのピエール・マッソンのような、イタリアにおけるビオディナミの重鎮的存在です。
ミケーレ・ロレンツェッティはコンサルタント業とは別に、カルロ・ノロの協力者として、ビオディナミ調剤の生産やビオディナミの基礎講座などにも携わっています。
ミケーレはコンサルタントという職業の経験的背景を完成するためには実践的な仕事が不可欠と考え、自身でもワイン造りをしたいという想いを持っていました。
ある時、仕事でフィレンツェ北部の Mugello ムジェッロ地区を訪れた彼は、その地のミクロクリマに強い感銘を受けたのです。
ムジェッロは 15 世紀にメディチ家がトスカーナ地方を修めていた時代から、ワイン造りのために選ばれたテロワールでした。
古文書によれば当時は 29ものワイナリーがあり、数多くの果物、そして特にブドウが栽培されていたと記述されています。
1867 年にブルゴーニュ出身の醸造家ヴィットリオ・デリ・アルビジが父から広大な土地を相続します。
その土地にはブドウ畑がありましたが、当時はトレッビアーノが栽培されていました。
しかし、彼はこの地で個性豊かなワインを造るために、トレッビアーノをピノ・ノワールなどのフランスの高貴品種に植え替えていったのです。
それはフランスの模倣ではなく、高貴品種によってムジェッロのテロワールの個性を表現するための試みで、大きな成功を収めました。
しかし、フィロキセラによってブドウ畑は全滅してしまいました。
過去のこの貴重な経験を現代に蘇らせるため、ミケーレは 2006 年に Mugello ムジェッロ地方の Vicchio ヴィッキオのコミューンに土地を購入して、自身のワイナリーTerre di Giottoテッレ・ディ・ジオットを設立したのです。
ムジェッロ地区はフィレンツェの北東約 25km、アペニン山脈の麓にある渓谷です。
アペニン山脈からの冷たい風の通り道となっているため、トスカーナでも極めて冷涼な気候に恵まれています。
加えて、昼夜の寒暖差が大きく風通しが良いため、湿気が畑にたまらないという好条件が備わっています。
また、霧が眼下に立ち込めるほど標高が高いため、霜の被害を受けることもありません。
この独特のミクロクリマと、19 世紀にフランス系品種が栽培されていたという歴史から、ロレンツェッティはこの地には冷涼気候の品種が向くと考えました。
そこで、Gattaia ガッタイアと呼ばれる標高 500~600 メートルの斜面に位置する 1.5ha の区画にピノ・ノワール、シュナン・ブラン、ソーヴィニョン・ブラン、リースリングといった品種を 2006 年から 2007 年にかけて植樹しました。
このうちシュナン・ブランは、2004 年に友人であるマルク・アンジェリの下に滞在した時に、マルクからフェルム・デ・サンソニエールでマッサル・セレクションした苗木 2000 本を譲り受けて植樹したものです。
また、2015 年には同じヴィッキオのコミューンにある Pesciola ペシオラと呼ばれる 1.2ha の畑を購入しました。
こちらは標高 200 メートルの南向きの斜面の区画で、1972 年に植樹されたサンジョヴェーゼ、トレッビアーノ、マルヴァジアといった地場品種が栽培されています。
ドメーヌの所有畑ですが、地元の他の小さなブドウ栽培家 3 人と共同で栽培を行っていて、収穫ブドウを 4 人で分配するため、ドメーヌの受け取り分は 20%のみです。
このため、1 つのワインの生産量は多くても 1,000 本にしかなりません。どちらの畑もビオディナミで栽培を行っていますが、ペシオラの畑は認証を受けていません。
(インポーター資料より)
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