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¥3,000〜¥5,999
【白】ル・ボワ・ダジュール シャルドネ 2021
3,700円(税込4,070円)
在庫状況 0本売り切れ中
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商品説明
イメージ
ル・ボワ・ダジュール シャルドネ 2021
le bois d’azur Chardonnay
※この商品は限定のためお一人様1本ずつのご購入をお願いいたします。
味わい 辛口
タイプ 白ワイン
VT 2021
国 日本
地域 茨城
品種 シャルドネ(つくば市産)100%
造り手 ル・ボワ・ダジュール
SO2 無添加
※デリケートなワインです、保管はなるべく15度以下でお願いいたします。4月から10月まではチルド便をお勧め致します。
【ワイン情報】
2020 年に筑波山の耕作放棄地を開墾し青木誠・あずさ、夫婦2人で始めたワイナリーです。2017年からブルゴーニュの醸造学校に通いながらDomaine Simon Bize, Domaine Petit Royで収穫、醸造を経験。2018 年Domaine Ganevat で研修。2019年Domaine des Miroirsで研修。筑波山麗で、ブドウ栽培されている方から購入したシャルドネを使用しました。おそらく最初で最後の買いブドウです。シャルドネの純粋な香りと味わいを楽しんで頂けたら嬉しいです。
【生産者情報】
le bois d’azur は 2020 年に青木誠・あずさ、夫婦2人で始めたワイナリーです。筑波山麗の耕作放棄地を開墾し、欧州品種の苗植えを行いました。実家の生食用ブドウ栽培と並行して、欧州品種のブドウを栽培しています。2021 年から生食用ブドウを使用して醸造を開始しました。
青木誠
茨城県つくば市出身。大学で農業を学び、卒業後は農業をしながら飲食店に勤務。
この頃からワインの勉強を始め、2015 年渡仏。
2017 年からブルゴーニュの醸造学校に通いながらDomaine Simon Bize, Domaine Petit Roy で収穫、醸造を経験。
2018 年 1 月からジュラの Domaine Ganevat で研修を始め、収穫、醸造を経験し 2019 年3 月まで就労。2019 年 4 月から Domaine des Miroirs で研修を始め、収穫、醸造後に日本へ帰国。
青木あずさ
東京都八王子市出身。大学卒業後、金融機関に勤務。ワインに携わる仕事をしてみたいと思い、2018 年渡仏。
同年、夏から冬までブルゴーニュ地方の Domaine Petit Roy で研修生として収穫、醸造、剪定などを経験。
2019 年の夏は Domaine des Miroirs で一か月半ほど研修。
畑について
現在、約3ha の畑を自社栽培しています。そのうちの 1.5 haが生食用品種の巨峰やヒムロッドの畑、残りの 1.5 haが欧州品種です。巨峰とヒムロッドの畑はつくば市の中央部に位置し、古い樹で 50 年経っているものもあり、素晴らしいブドウが実ります。
また 2020 年から筑波山麗で欧州品種のブドウの植樹も開始しています。ピノグリ、ソーヴィニオンブラン、サヴァニャンなど白ワイン用品種を中心に栽培しています。
筑波山麗は、花崗岩土壌が存在していてワイン造りに向いている土地だと言われています。
表土は、区画によって粘土や砂地、変成岩がゴロゴロとしているなど様々です。
このような土壌の違いも含めワインにそのテロワールを表現していきたいと考えています。
現在は若木であるため収量が少ないですが、将来的に私たちの主要な畑となる予定です。
農業について
私たちは「ワインづくりは、ブドウづくり」だと考えています。
本来のブドウの成長を極力妨げずに、ブドウを実らせ、熟度のあるブドウを収穫することを理想としています。
そのために、しっかりとブドウの成長を観察し続けることが一番大切なことだと考えます。
年ごとの気候の変化により、ブドウの成長も当然変化します。その変化を感じ、ブドウの成長を手助けすることが私たちの仕事です。
農薬散布に関しては、ボルドー液を必要最低限の量に抑え、環境に負担を掛けないことを理想としています。
ただ、巨峰とヒムロッドに関しては化学農薬を年に数回使用しています。
できるだけ化学農薬の使用は避けたいのですが、巨峰とヒムロッドの畑は、晩腐病や黒糖病という病気がまん延しているため、やむを得ず使用しているのが現状です。
今後は使用を減らしていくことを目指していきたいと思います。化学肥料や殺虫剤、除草剤は使用していません。
醸造について
私たちの醸造は、とてもシンプルです。
ブドウについている天然酵母を利用して発酵を行い、発酵が終われば圧搾し、樽に入れ、ワインが熟成するのを待つ。
簡単に説明すると、このような感じです。醸造中に補酸、補糖もせず、フィルターや清澄も行いません。
亜硫酸も使用していません。
1 つ、私たちの醸造の中で大切にしているとすれば「熟成」です。
ワインは生き物です。樽入れ直後は、歩き始めた子供の様に活発で元気が良いですが落ち着きがなく不安定です。
しかし、ワインをしっかりと熟成させることで落ち着きが出てきて安定していきます。
そして、そのワインが持つ香りや味わいを引き出すことができ、品種本来の味わいやその年の姿を表現できると考えています。
最後に
農業という仕事は人の食糧を作り出す、生きていくには必要不可欠な仕事だと感じ、将来は農業をやりたいという想いを学生時代から持っていました。
そんな想いを抱いていた時にワインは農業と深く結びついているお酒であることを知り、ワイン造りを志すようにな
りました。
しかし、ワイン生産者の家系でもなく、ワインに携わった職業に就いたこともなかったため、とにかく本場で勉強しようという単純な考えで渡仏しました。
フランスでは、とにかくワイン漬けの日々だったことを覚えています。
様々なワインを飲んできた中で、今でも心に刻まれているワインには必ず「驚きや新たな発見」が隠されていました。
私たちのワインも美味しいというのは最低限のハードルであり、飲み手の方々に何か「驚きや新たな発見」を感じてもらえれば、それは私たちがこの日本の地でワインを造っている意味があるのではないかと思います。
この 2021 年が私たちのはじまりのヴィンテージになります。日々、畑と向き合いながら5年後、10年後を見据え、様々なことに挑戦していきたいと思います。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
(生産者より)
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